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平成21年度 教員研修モデルカリキュラム開発プログラム報告書

音楽・演劇表現の基礎行動によるコミュニケーション・スキル向上のための研修素材集

発行2010年3月20日
監修「音楽・演劇の基礎行動によるコミュニケーション・スキルの教材開発」
プロジェクト・チーム
編集中村 透・津田 正之・牧野 淳子・古謝 麻耶子
イラスト平良 亜弥
発行琉球大学教育学部・沖縄県立総合教育センター
印刷・製本独立行政法人教員研修センター受託研究による出版

はじめに

 いま、子どもたちの没個性的な表現行動や対人関係の不安定行動が指摘されています。学校における教師の共同、教師と地域の人たちとの連携も新たな課題として浮上しています。こうした課題解決のためだけではなく、主体的な学びを幅広く構築していくためには、教え学びあう者の双方向的な対話や、他者の存在をみとめ合い、ゆるし合いながら柔らかな人間関係を学びの場に紡ぎ出してゆく発想と行動が必要です。

 このテキストは、音楽や演劇の表現行動の基層にある主体性、共同性、対話性、想像と創造性に着眼しています。言葉による知の学びだけでなく、見る、聞く、語る、触れあうという身の関係の行動を通して、さまざまな個性の間に豊かなコミュニケーション関係を紡ぎだしていく方法を得ることをねらいとしています。

 知識としてのコミュニケーションではなく、創造的な共同の学びの体験を通して、多様なコミュニケーションの輪が教育現場に広がっていくことを開発プロジェクトチームは期待いたします。

 本テキストは、平成21年に沖縄県でおこなわれた次の三人の講師による一連のワークショップ研修の記録をもとに執筆編集されました。

琉球大学教授 中村 透 (第I章)
演出家 佐藤 信 (第II章)
音楽教育研究者  牧野 淳子 (第III章)

 貴重な研修題材のご提供に感謝申し上げます。なお、ワークショップの個別的な内容については、すでに先人によって実践・公開されているものもあることを、あらかじめお断りいたします。

 本テキストの作成は、独立行政法人教員研修センター「平成21年度教員研修モデルカリキュラム開発」に関する業務委託を受けて作成されたものです。


目次

はじめに

ワークショップⅠ  中村 透 ・・・pdfファイル(PDF 3.6MB)
 ワークショップⅠをはじめるにあたって
 領域1 【ことばと身体による即興のコミュニケーション遊び】
   N1 集合と離散-呼びかけと仲間づくり-
   N2 ハンド・シグナルを送る
   N3 同時自己紹介
   N4 ことばのシェアリング
 領域2 【見る・見られるによるコミュニケーション遊び】
   N5 ミラーゲーム 鏡
   N6 身体造形とシャッターチャンス
 領域3 【声・身体・音具による即興的集団表現】
   N7 声とことばの即興アンサンブル
   N8 サウンドを聴く ブラインド・リスナー
   N9 グループで即興の音楽創造を行う

   

ワークショップⅡ  佐藤 信
ワークショップとは
 領域1 【ワークショップへの準備】
   S1 準備体操
   S2 今日の短冊
 領域2 【個と集団】
   S3 早並び
   S4 聖徳太子
   S5 フルーツバスケット
 領域3 【共同のワークショップ】
  絵地図作りからムービング・パペットの物語づくりまで
   S6-a 絵地図づくり
   S6-b 絵地図の組み立て
   S6-c 物語づくりとムービング・パペット
 領域4 【ワークショップの振り返り】
   S7 エバリュエーション
  佐藤信ワークショップでのコメント

ワークショップⅢ  牧野 淳子
  はじめに
    1音あそび・音楽ゲームとは
    2音あそび・音楽ゲームの種類
  音あそび・音楽ゲームの方法
    M1 ペアを見つけよう
    M2 バースデーゲーム
    M3 変拍子ゲーム
    M4 三角形でダンス
    M5 間(休符)を埋めよう
    M6 ずらして重ねよう
  グループによる音楽づくり(竹筒を用いて)
  おわりに

教員研修への期待  玉城 美智子 ・・・pdfファイル(PDF 434KB)
あとがき ・・・pdfファイル(PDF 975KB)

更新日:2011年7月22日

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